COVID-19パンデミック状況下における炎症性腸疾患の管理に関する専門家の意見 JAPAN IBD COVID-19 TASKFORCE:厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患政策研究事業)難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班
書誌事項
- タイトル別名
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- Expert Opinions on the Current Therapeutic Management of Inflammatory Bowel Disease During the COVID-19 Pandemic: JAPAN IBD COVID-19 TASKFORCE, Intractable Diseases, the Health and Labor Sciences Research
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抄録
<p>Coronavirus disease 2019(COVID-19)にともなう消化器症状ならびにCOVID-19パンデミック状況下での,炎症性腸疾患(IBD)患者に対しての,日常診療上の重要なポイントを解説する.現時点では,(1)IBD患者のCOVID-19リスクは,一般の方と比べて高くない,(2)原則としてIBD疾患活動性の制御が優先される,(3)寛解状態のIBD患者において,免疫調節薬や生物学的製剤治療を中止する必要はない,(4)ステロイド投与中患者,高齢IBD患者(60歳以上)では,COVID-19による入院,ICU管理,人工呼吸器使用率が高いといえる.</p>
収録刊行物
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- 日本消化管学会雑誌
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日本消化管学会雑誌 4 (1), 15-24, 2020-09-30
一般社団法人 日本消化管学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008620055870208
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- NII論文ID
- 130008118717
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- ISSN
- 24358967
- 24333840
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可