日本ハンセン病学会

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ハンセン病について(一般むけの解説 )

学会の歴史と活動の簡単な紹介

 ハンセン病は、「らい菌」という細菌に感染することによって引き起こされる慢性の病気で、主に末梢神経と皮膚が侵されるために治療が遅れると手足や顔面などに変形などの後遺症を残すことがありました。人類はこの病気に長い間苦しめられてきましたが、公衆衛生の改善や良い治療薬の登場などにより、現在の日本では非常に希なものとなりましたし、もし感染しても皮膚科などへの外来通院で完治できる病気になりました。
 ハンセン病が持つもう一つの側面は、様々な偏見や差別など、人権に関わる歴史を背負っていることです。これらは、私達一人一人が向き合っていかなければならない大切な問題を提起しています。

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