改訂自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎診療ガイドライン

書誌事項

タイトル別名
  • カイテイ ジコ メンエキセイ カンエン ・ ゲンパツセイ タンジュウセイタンカンエン シンリョウ ガイドライン

この論文をさがす

抄録

<p>自己免疫性肝炎(autoimmune hepatitis;AIH),原発性胆汁性胆管炎(primary biliary cholangitis;PBC)は自己免疫応答によりそれぞれ肝細胞,胆管上皮細胞が障害される疾患であり,治療が行われない場合,あるいは治療が行われても反応不良の場合進行し肝硬変・肝不全へと至りうる.厚生労働科学研究費補助金による難治性疾患政策研究事業のひとつである「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班(以下「厚労省研究班」と略)では以前よりAIH・PBC診療ガイドラインの作成を行っており,2013年にAIH診療ガイドライン,2012年にPBC診療ガイドラインを作成・公表した.その後,国内外の様々なエビデンスの集積や新規薬剤の登場を受け,2016年から2017年にかけて両ガイドラインの改訂並びに追補を行った.本稿では,AIH・PBC診療ガイドラインの改訂点についての概略を紹介する.なお,AIH・PBC診療ガイドラインともに厚労省研究班のホームページ(http://www.hepatobiliary.jp/)で閲覧・ダウンロード可能である.</p>

収録刊行物

  • 肝臓

    肝臓 59 (4), 211-216, 2018-04-20

    一般社団法人 日本肝臓学会

参考文献 (6)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報

問題の指摘

ページトップへ