日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
ガイドライン
大腸cold polypectomyガイドライン(大腸ESD/EMRガイドライン追補)
浦岡 俊夫滝沢 耕平田中 信治樫田 博史斎藤 豊矢作 直久山野 泰穂斎藤 彰一久部 高司八尾 隆史渡邊 昌彦吉田 雅博斉藤 裕輔鶴田 修五十嵐 正広豊永 高史味岡 洋一藤本 一眞井上 晴洋
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2021 年 63 巻 5 号 p. 1147-1158

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抄録

日本消化器内視鏡学会では,大腸EMRとESDの棲み分け,そのための術前診断,実際の内視鏡治療の有効性と安全性を第一線の臨床現場で確保するための指針として「大腸ESD/EMRガイドライン(第2版)」を2019年に作成した.大腸ポリープに対しては,ポリペクトミーやEMRなど通電を伴う内視鏡切除がこれまで適用されてきたが,最近,通電を伴わないcold polypectomyを導入・実施する施設が増えてきている.そこで,新たな知見を加えて,cold polypectomyに関する追補版を作成することとなった.しかし,各ステートメントに関してのエビデンスレベルは不十分なものが多く,今後は臨床現場での追補ガイドラインの検証が必要である.

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© 2021 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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