集中治療室における薬剤師の活動指針

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  • Position paper on critical care pharmacists in Japan

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抄録

<p>2007年に厚生労働省より「集中治療室(ICU)における安全管理指針」が公表され, ICUにおける薬剤師の活動に期待が寄せられた。しかし,現状のICUにおける薬剤師の業務は,各医療機関の機能や運営体制,人員配置などにより多彩である。 ICUの患者管理では,多くの薬剤を必要とし,薬物治療も複雑になる。したがって,ICUの薬剤師には,薬学の専門家としての知識やスキルを活用することにより,薬剤師の観点から総合的に患者の薬物治療を評価し,投与計画の立案を行い,効果と副作用をモニタリングすることが求められる。この度,日本集中治療医学会集中治療における薬剤師のあり方検討委員会は,「集中治療室における薬剤師の活動指針」をとりまとめた。本指針は,ICUにおける薬剤師業務の標準化が推進することを目的とし,本内容を参考とすることで,薬剤師がチーム医療の一員としてICUの患者管理に貢献できることを目標としている。</p>

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