看護ケアのための摂食嚥下時の誤嚥・咽頭残留アセスメントに関する診療ガイドライン(Japanese clinical practice guidelines for aspiration and pharyngeal residual assessment during eating and swallowing for nursing care)(英語)
Source:Japan Journal of Nursing Science(1742-7932/1742-7924)19巻4号 Page1 of 24-24 of 24(2022.10)
Author:the Japan Academy of Nursing Science
Abstract:日本看護科学学会が作成した「看護ケアのための摂食嚥下時の誤嚥・咽頭残留アセスメントに関する診療ガイドライン」の目的は、成人の摂食嚥下時における誤嚥・咽頭残留のアセスメント法や看護ケアの選択・実施方法を提示・推奨することで、早期に適切な摂食嚥下ケアを行い誤嚥性肺炎の発症を予防することにある。本ガイドラインでは、身体診査、反復唾液嚥下テスト、改訂水飲みテスト、フードテスト、頸部聴診法、超音波診断装置を用いた観察、内視鏡を用いた観察によるアセスメントに関連する10個のクリニカルクエスチョンを設定し、10個の推奨を作成した。それら10個の推奨のエビデンスの強さは、8個がGrading of Recommendations Assessment, Development and Evaluation(GRADE) 2C、2個がGRADEなしであった。