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「口腔の疾患」のリスト ……… 59件
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1:G05049
糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン 改訂第3版
- 発行元:医歯薬出版(9784263456729). 2023
- Author:日本歯周病学会
- 分類:歯科医療; 歯周疾患; 糖尿病
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2:G04997
顔面神経麻痺診療ガイドライン 2023年版
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3:G04953
摂食嚥下時の誤嚥・咽頭残留アセスメントに関する看護ケアガイドライン
- Source:日本看護科学会誌(0287-5330/2185-8888)42巻 Page790-810(2022.12)
- Author:日本看護科学学会
- Abstract:目的:本資料は,日本看護科学学会より公開した「看護ケアのための摂食嚥下時の誤嚥・咽頭残留アセスメントに関する診療ガイドライン」の要約版である.方法:本診療ガイドラインは,「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017」に従い,研究エビデンスと益と害のバランス,患者の価値観などに基づき作成された.結果:身体診査技術を用いた系統的アセスメント,反復唾液嚥下テスト,改訂水飲みテスト,フードテスト,頸部聴診法,超音波診断装置による嚥下観察,内視鏡による嚥下観察に関するクリニカルクエスチョンをもとに,10の推奨が作成された.8つの推奨はGRADE(Grading of Recommendations Assessment, Development and Evaluation)2Cとして評価され,残りの2つはGRADEなしとして評価された.結論:看護ケアのためのアセスメントに焦点を当て,最新の知見を盛り込んだ信頼性の高い診療ガイドラインが作成された.本資料は要約版であり,臨床実践への活用が期待される.(著者抄録)
- 分類:咽頭の疾患; 看護; 口腔の疾患; 食道の疾患
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4:G04722
歯周治療のガイドライン 2022
- 発行元:日本歯周病学会(9784263458716). 2022
- Author:日本歯周病学会
- 分類:歯科医療; 歯周疾患
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5:G04602
がん治療患者の口腔機能管理における歯性感染病巣(歯のう蝕、歯周病、歯性感染症)管理 システマティックレビューに基づいた指針
- Source:日本口腔科学会雑誌(0029-0297/2185-0461)70巻4号 Page279-289(2021.12)
- Author:日本口腔科学会学術研究委員会, 日本口腔ケア学会学術委員会がん口腔ケアガイドライン作成委員会
- 分類:癌患者管理/癌看護; 歯科医療; 歯牙の疾患; 歯周疾患
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6:G04345
口唇・顎・口蓋裂・その他の顔面先天異常診療ガイドライン
- 発行元:形成外科診療ガイドライン 2021年版 2 頭蓋顎顔面疾患(先天性・後天性).金原出版(9784307257220). 2021
- Author:日本形成外科学会,日本創傷外科学会,日本頭蓋顎顔面外科学会
- 分類:顎の疾患; 奇形; 形成外科; 口腔の疾患
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7:G04424
看護ケアのための摂食嚥下時の誤嚥・咽頭残留アセスメントに関する診療ガイドライン
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8:G04501
頭頸部再建診療ガイドライン
- 発行元:形成外科診療ガイドライン 2021年版 1 皮膚疾患/頭頸部・顔面疾患/体幹・四肢疾患. 金原出版(9784307257213). 2021
- Author:日本形成外科学会,日本創傷外科学会,日本頭蓋顎顔面外科学会
- 分類:顎の疾患; 形成外科; 口腔の疾患; 口腔腫瘍; 頭部外傷
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9:G04502
顔面神経麻痺診療ガイドライン
- 発行元:形成外科診療ガイドライン 2021年版 1 皮膚疾患/頭頸部・顔面疾患/体幹・四肢疾患. 金原出版(9784307257213). 2021
- Author:日本形成外科学会,日本創傷外科学会,日本頭蓋顎顔面外科学会
- 分類:顎の疾患; 形成外科; 口腔の疾患; 口腔腫瘍; 神経系の疾患; 創傷と損傷
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10:G04615
日本嚥下医学会 新型コロナウイルス感染症流行期における嚥下障害診療指針
- Source:Auris・Nasus・Larynx(0385-8146/1879-1476)47巻5号 Page715-726(2020.10)
- Author:Society of swallowing and dysphagia of Japan
- 分類:ウイルス性疾患; 咽頭の疾患; 感染予防管理; 口腔の疾患; 食道の疾患
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11:G04157
新型コロナウイルス感染症流行期における嚥下障害診療指針
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12:G04557
摂食嚥下障害,構音障害に対する舌接触補助床(PAP)の診療ガイドライン2020
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13:G04239
歯周病患者における抗菌薬適正使用のガイドライン
- 発行元:医歯薬出版(9784263446089). 2020
- Author:日本歯周病学会
- 分類:歯科医療; 歯周疾患; 薬物療法
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14:G03835
サルコペニアと摂食嚥下障害 4学会合同ポジションペーパー
- Source:嚥下医学(2186-3199)8巻2号 Page185-196(2019.09)
- Author:藤島一郎(浜松市リハビリテーション病院 リハビリテーション科)
- Abstract:本ポジションペーバーは、サルコペニアと摂食嚥下障害に関するエビデンスの構築を目的として、日本摂食嚥下リハビリテーション学会、日本サルコペニア・フレイル学会、日本リハビリテーション栄養学会、日本嚥下医学会の4学会が共同で作成したものである。嚥下筋は、組織学的に体性筋とは異なる発生学的起源を有しており、呼吸中枢より常時一定の入力刺激を受けていて、嚥下筋は横紋筋ではあるが、骨格筋とは異なる特性を有する。しかし、嚥下筋は低栄養や廃用の影響を受けることが示されており、とくに低栄養が嚥下筋に与える影響についてはエビデンスも得られている。サルコペニアの摂食嚥下障害は、全身と嚥下筋のサルコペニアによって生じる嚥下障害と定義され、全身のサルコペニアが確躍されない場合は、「サルコペニアの摂食嚥下障害」という診断名は使用すべきではない。そして、神経筋疾患によるサルコペニアは除外されるが、加齢、活動低下、低栄養、疾患(侵襲と悪液質)による二次性サルコペニアはサルコペニアの摂食嚥下障害の原因に含まれることとする。サルコペニアに伴う摂食嚥下障害の治療は、嚥下筋の抵抗運動訓練といった嚥下リハビリテーションと栄養介人の両方が必要である。しかしながら、嚥下筋のサルコペニアはどのように診断されるべきかという根本的な問題はまだ解明されていない。そのうえ、摂食嚥下障害が一次性のサルコペニアから生じるのか否かも明らかにされなければならない。加えて、診断基準やサルコペニアが原因と考えられる摂食嚥下障害の診断方法など、さらなる議論が必要である。(著者抄録)
- 分類:咽頭の疾患; 口腔の疾患; 食道の疾患; 神経系の疾患
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15:G04070
日本神経治療学会 標準的神経治療 Bell麻痺(2019)
- Source:神経治療学(0916-8443/2189-7824)36巻5号 Page619-634(2019.09)
- Author:日本神経治療学会ガイドライン作成委員会
- 分類:ウイルス性疾患; 口腔の疾患; 神経系の疾患
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16:G03895
摂食嚥下障害の評価 2019
- Source:日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌(1343-8441/2434-2254)23巻2号 Page107-136(2019.08)
- Author:日本摂食嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会
- 分類:リハビリテーション; 咽頭の疾患; 口腔の疾患; 食道の疾患; 臨床検査
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17:G03778
サルコペニアと摂食嚥下障害 4学会合同ポジションペーパー
- Source:日本サルコペニア・フレイル学会雑誌(2433-1805)3巻1号 Page68-84(2019.07)
- Author:日本摂食嚥下リハビリテーション学会, 日本リハビリテーション栄養学会, 日本サルコペニア・フレイル学会, 日本嚥下医学会
- Abstract:本ポジションペーパーは、サルコペニアと摂食嚥下障害に関するエビデンスの構築を目的として、日本摂食嚥下リハビリテーション学会、日本サルコペニア・フレイル学会、日本リハビリテーション栄養学会、日本嚥下医学会の4学会が共同で作成したものである。嚥下筋は、組織学的に体性筋とは異なる発生学的起源を有しており、呼吸中枢より常時一定の入力刺激を受けていて、嚥下筋は横紋筋ではあるが、骨格筋とは異なる特性を有する。しかし、嚥下筋は低栄養や廃用の影響を受けることが示されており、とくに低栄養が嚥下筋に与える影響についてはエビデンスも得られている。サルコペニアの摂食嚥下障害は、全身と嚥下筋のサルコペニアによって生じる嚥下障害と定義され、全身のサルコペニアが確認されない場合は、「サルコペニアの摂食嚥下障害」という診断名は使用すべきではない。そして、神経筋疾患によるサルコペニアは除外されるが、加齢、活動低下、低栄養、疾患(侵襲と悪液質)による二次性サルコペニアはサルコペニアの摂食嚥下障害の原因に含まれることとする。サルコペニアに伴う摂食嚥下障害の治療は、嚥下筋の抵抗運動訓練といった嚥下リハビリテーションと栄養介入の両方が必要である。しかしながら、嚥下筋のサルコペニアはどのように診断されるべきかという根本的な問題はまだ解明されていない。そのうえ、摂食嚥下障害が一次性のサルコペニアから生じるのか否かも明らかにされなければならない。加えて、診断基準やサルコペニアが原因と考えられる摂食嚥下障害の診断方法など、さらなる議論が必要である。(著者抄録)
- 分類:咽頭の疾患; 口腔の疾患; 食道の疾患; 神経系の疾患
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18:G03709
サルコペニアと摂食嚥下障害4学会合同ポジションペーパー
- Source:リハビリテーション栄養3巻1号 Page128-138(2019.04)
- Author:日本摂食嚥下リハビリテーション学会, 日本リハビリテーション栄養学会, 日本サルコペニア・フレイル学会, 日本嚥下医学会
- Abstract:本ポジションペーパーは、サルコペニアと摂食嚥下障害に関するエビデンスの構築を目的として、日本摂食嚥下リハビリテーション学会、日本サルコペニア・フレイル学会、日本リハビリテーション栄養学会、日本嚥下医学会の4学会が共同で作成したものである。嚥下筋は、組織学的に体性筋とは異なる発生学的起源を有しており、呼吸中枢より常時一定の入力刺激を受けていて、嚥下筋は横紋筋ではあるが、骨格筋とは異なる特性を有する。しかし、嚥下筋は低栄養や廃用の影響を受けることが示されており、とくに低栄養が嚥下筋に与える影響についてはエビデンスも得られている。サルコペニアの摂食嚥下障害は、全身と嚥下筋のサルコペニアによって生じる嚥下障害と定義され、全身のサルコペニアが確認されない場合は、「サルコペニアの摂食嚥下障害」という診断名は使用すべきではない。そして、神経筋疾患によるサルコペニアは除外されるが、加齢、活動低下、低栄養、疾患(侵襲と悪液質)による二次性サルコペニアはサルコペニアの摂食嚥下障害の原因に含まれることとする。サルコペニアに伴う摂食嚥下障害の治療は、嚥下筋の抵抗運動訓練といった嚥下リハビリテーションと栄養介入の両方が必要である。しかしながら、嚥下筋のサルコペニアはどのように診断されるべきかという根本的な問題はまだ解明されていない。そのうえ、摂食嚥下障害が一次性のサルコペニアから生じるのか否かも明らかにされなければならない。加えて、診断基準やサルコペニアが原因と考えられる摂食嚥下障害の診断方法など、さらなる議論が必要である。(著者抄録)
- 分類:咽頭の疾患; 口腔の疾患; 食道の疾患; 神経系の疾患
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19:G03677
歯周病患者における口腔インプラント治療指針およびエビデンス 2018
- 発行元:日本歯周病学会. 2019
- Author:日本歯周病学会
- 分類:歯科医療; 歯周疾患
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20:G03843
歯科治療による下歯槽神経・舌神経損傷の診断とその治療に関するガイドライン
- 発行:2019
- Author:日本歯科麻酔学会,日本口腔顔面痛学会,日本口腔外科学会,日本ペインクリニック学会,口腔顔面神経機能学会
- 分類:歯科医療; 神経系の疾患; 舌の疾患
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21:G03722
JAID/JSC感染症治療ガイドライン2016 歯性感染症
- Source:Journal of Infection and Chemotherapy(1341-321X/1437-7780)24巻5-6号 Page320-324(2018.06)
- Author:The Japanese Association for Infectious Disease/Japanese Society of Chemotherapy,The JAID/JSC Committee for Developing Treatment Guide and Guidelines for Clinical Management of Infectious Disease,Odontogenic Infection Working Group
- 分類:感染症; 歯科医療; 歯周疾患
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22:G03513
嚥下障害診療ガイドライン2018年版
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23:G03243
高齢者のオーラルセルフケアに関する学会提言 2017年2月28日
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24:G03074
JAID/JSC感染症治療ガイドライン2016 歯性感染症
- Source:感染症学雑誌(0387-5911)90巻4号 Page467-472(2016.07)
- Author:一般社団法人日本感染症学会、公益社団法人日本化学療法学会JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会歯性感染症ワーキンググループ
- 分類:感染症; 歯科医療; 歯周疾患
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25:G02960
JAID/JSC感染症治療ガイドライン2016 歯性感染症
- Source:日本化学療法学会雑誌(1340-7007/1884-5886)64巻4号 Page641-646(2016.07)
- Author:一般社団法人日本感染症学会, 公益社団法人日本化学療法学会, JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会歯性感染症ワーキンググループ
- 分類:感染症; 歯科医療; 歯周疾患
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27:G02930
歯周病と全身の健康
- 発行元:日本歯周病学会. 2016
- Author:日本歯周病学会
- 分類:歯科医療; 歯周疾患
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28:G02995
口腔扁平苔癬全国調査に基づいた病態解析および診断基準・治療指針の提案(口腔扁平苔癬ワーキンググループ(OLP委員会)作成)
- Source:日本口腔内科学会雑誌(2186-6147/2186-6155)21巻2号 Page49-57(2015.12)
- Author:日本口腔内科学会, 日本臨床口腔病理学会, 口腔扁平苔癬ワーキンググループ(OLP委員会)
- 分類:口腔の疾患; 皮膚の疾患
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29:G02831
摂食嚥下障害の評価【簡易版】 2015改訂
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30:G02756
口唇・顎・口蓋裂・その他の顔面先天異常診療ガイドライン
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31:G02743
口臭への対応と口臭症治療の指針2014
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32:G02682
糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン 改訂第2版
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35:G02661
嚥下造影の検査法(詳細版) 日本摂食嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会2014年度版
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36:G02541
接着ブリッジの診療ガイドライン
- Source:接着歯学(0913-1655)32巻2号 Page117-119(2014.08)
- Author:寺田善博(九州大学)
- 分類:歯科医療; 歯牙の疾患; 歯周疾患
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37:G02564
日本神経治療学会 標準的神経治療 神経疾患に伴う嚥下障害
- Source:神経治療学(0916-8443)31巻4号 Page435-470(2014.07)
- Author:日本神経治療学会治療指針作成委員会
- 分類:咽頭の疾患; 口腔の疾患; 食道の疾患; 神経系の疾患
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38:G02200
歯周病患者におけるインプラント治療のガイドライン
- 発行元:クインテッセンス出版(9784781203195). 2013
- Author:日本臨床歯周病学会
- 分類:歯科医療; 歯周疾患
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39:G02216
歯周病患者における再生治療のガイドライン 2012
- 発行元:日本歯周病学会(9784263444016). 2013
- Author:日本歯周病学会
- 分類:歯科医療; 歯周疾患
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40:G01967
嚥下障害診療ガイドライン-耳鼻咽喉科外来における対応-2012年版
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41:G02012
摂食嚥下障害,構音障害に対する舌接触補助床(PAP)の診療ガイドライン
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42:G01919
歯周病患者における抗菌療法の指針2010(Web版タイトル:歯周病患者における抗菌療法の診療ガイドライン2010)
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43:G01914
顔面神経麻痺診療の手引-Bell麻痺とHunt症候群- 2011年版
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44:G01923
ベーチェット病眼病変診療ガイドライン
- 発行元:厚生労働科学研究難治性疾患克服研究事業ベ-チェット病に関する 調査研究斑. 2010
- Author:厚生労働省研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 ベーチェット病に関する調査研究
- 分類:眼の疾患; 口腔の疾患; 皮膚の疾患
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45:G00790
舌接触補助床(PAP)のガイドライン(案)
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46:G00763
「歯周病患者に対する補綴歯科治療のありかた」に関する提案書
- Source:日本歯周病学会会誌(0385-0110)51巻2号 Page191-212(2009.06)
- Author:日本補綴歯科学会医療委員会医療問題検討部会
- Abstract:歯周病は中年期以降の日本人の約8割が罹患する炎症性疾患であり、口腔内の健康のみにとどまらず、全身の健康状態にもさまざまな影響を及ぼすことが知られている。歯周治療の基本は炎症のコントロールであり、この目的で、歯と歯周組織に付着した細菌性プラークと細菌由来物質を徹底して機械的に除去することが必要である。歯科医師・歯科衛生士が行うスケーリング・ルートプレーニングと、患者自らが行うブラッシングなどの日々の口腔ケアがこれに相当する。中等度以上に進行した歯周病患者の治療においては、炎症のコントロールのみならず外傷力のコントロールが重要となる。これは支持組織の破壊によって歯の動揺や欠損が生じるため、通常の咬合力であっても歯周組織に対して外傷力として働き、二次性咬合性外傷を惹起する。外傷力が存在すると、炎症・感染のコントロールのみを進めても歯周組織の修復がうまく行われない。したがって、歯周病患者の治療においては、治療の初期段階から咬合力の軽減と分散をはかる必要がある。歯周基本治療の段階から、咬合調整、暫間固定、暫間補綴などを行って外傷力をコントロールし、歯周組織へのダメージを最小限に抑える。暫間補綴装置は大きく暫間被覆冠と暫間義歯とに分けられ、ともに顎位を確保し咬合力を分散するのに役立つ。また暫間補綴装置の装着は、最終補綴装置を審美的・機能的に満足のいく形態とするためにも重要である。しかし暫間補綴装置にはいくつかの問題点が存在する。長期間にわたって暫間被覆冠を装着すると、材質の劣化あるいはプラークの蓄積を引き起こす。さらにセメントの溶解に伴うカリエス、脱離や破損による顎位の不安定化や頻繁な修理・再製作など、患者・歯科医師の双方にとって望ましくない状況を生じることがある。さらに、暫間補綴装置の強度不足によって、歯周病変の進行抑制に困難が生じることがある。暫間補綴装置では歯周病変の進行抑制に限界を生じる例としては、(1)義歯の前処置としての支台歯の補綴症例、(2)多数歯に対する固定が必要な症例、(3)支台歯に側方運動のガイドを付与したい症例などをあげることができる。義歯の支台歯の場合には、レジン製の暫間被覆冠ではなく、レスト座とガイドプレーンを付与した金属冠を装着する必要がある。多数歯に対する固定においても、一定期間安定した咬合を得るためには、レジンではなく金属かセラミックなどの耐摩耗性の高い材料の使用が求められる。いずれの症例においても早期に最終補綴装置を装着して咬合の確保を得ることが好ましい。この歯周病患者における早期補綴の提言は、あくまでも咬合性外傷のコントロールによって歯周治療を効果的に進めることを目指しており、患者の希望に沿ってのみ行われるわけではない。咬合性外傷の関与が強く疑われる歯周病患者においてのみ、治療の選択肢の一つとして早期補綴治療を提示する。また早期補綴治療を行う場合には、当該歯の歯周基本治療は終了していることを必要条件とする。患者には、なぜ補綴歯科治療を先行するのかを十分に説明するとともに、歯周治療を完了しないまま来院しなくなると、歯周病の進行を招く結果となってしまうことを理解してもらう。さらに歯周病と全身疾患との関連が注目されるなか、歯周病の治療が口腔内の健康状態を保つことのみでなく、全身の健康に寄与することの重要性を認識してもらうことが必要である。(著者抄録)
- 分類:歯科医療; 歯周疾患
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47:G00740
訓練法のまとめ
- Source:日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌(1343-8441)13巻1号 Page31-49(2009.04)
- Author:日本摂食・嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会
- 分類:リハビリテーション; 咽頭の疾患; 口腔の疾患; 食道の疾患
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48:G01219
【翻訳版】口腔顎顔面痛の最新ガイドライン 改訂4版
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49:G01637
歯周病患者におけるインプラント治療の指針 2008
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50:G01784
糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン
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51:G00656
標準的神経治療 片側顔面痙攣
- Source:神経治療学(0916-8443)25巻4号 Page477-493(2008.07)
- Author:日本神経治療学会治療指針作成委員会
- 分類:口腔の疾患; 神経系の疾患
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52:G00620
標準的神経治療 Bell麻痺
- Source:神経治療学(0916-8443)25巻2号 Page169,171-185(2008.03)
- Author:日本神経治療学会治療指針作成委員会
- 分類:ウイルス性疾患; 口腔の疾患; 神経系の疾患
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53:G00602
障害者・要介護者における口腔乾燥症の診断評価ガイドライン
- Source:日本歯科医学会誌(0286-164X)27巻 Page30-34(2008.03)
- Author:柿木保明(九州歯科大学 生体機能科学専攻生体機能制御学講座摂食機能リハビリテーション学分野)
- Abstract:口腔乾燥症は、唾液腺分泌低下や口腔機能に関連しており口腔環境にも影響を与えている。口腔乾燥症は、臨床的に多く見られるが、高齢者において頻繁にみられる。とくに、要介護高齢者における口腔乾燥の問題は大きい。これまで、一般に口腔乾燥度の評価はガム法やサクソン法といった刺激唾液量の測定により行われたが、口腔乾燥度の評価とはいえない。これらの評価方法は、口腔機能に障害があるような障害者や要介護者では対応困難な場合が多いことから、これらの患者においても口腔乾燥状態をより客観的に評価できる指標が必要と考えられる。そこで、我々はこれまでに収集し得たデータから、障害者および要介護者の口腔乾燥度を評価する指標について検討した。その結果、自覚症状、臨床診断基準、唾液の湿潤度検査、ワッテ法、口腔水分計(参考値)などを指標として、口腔乾燥症の診断評価ガイドラインを試作した。(著者抄録)
- 分類:介護; 唾液腺の疾患
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54:G01521
口唇裂・口蓋裂診療ガイドライン
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55:G01865
嚥下障害診療ガイドライン-耳鼻咽喉科外来における対応-2008年版
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56:G01635
歯周病の検査・診断・治療計画の指針2008
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57:G04886
嚥下内視鏡検査の標準的手順
- Source:日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌(1343-8441/2434-2254)11巻3号 Page389-402(2007.12)
- Author:日本摂食・嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会
- 分類:咽頭の疾患; 口腔の疾患; 食道の疾患; 臨床検査
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58:G01636
歯周病の診断と治療の指針2007
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59:G00234
嚥下造影の標準的検査法(詳細版) 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会案作成に当たって